《星空スクール春季クラス》「困った!」から生まれる新しいアイデアを見つける。 竹をつかった新商品を考えよう!開講

春休みに入り、星空スクール春季クラスもにぎやかになってきました。

いつものお友達も、はじめましてのお友達も、まずは最初に自己紹介。毎日やっていたら、みんなだいぶ上手になりましたね。

さて、今日のクラスのテーマは「竹」。

昨今、整備されなくなった竹林が増え、地域の大きな問題となっています。

今日は、この厄介者をなんとかできないかと、この竹をつかった新商品を考えます。

アイデアを練る前に、まずは情報収集。どんな事例があってどんなことができそうか、リサーチに出発です。

まずは、厄介者の竹を活用し、竹林を整備、大地の再生まで行っている認定NPO法人いすみ竹炭研究会の活動におじゃましました。

今回、代表の西澤さんに、整備している竹林を案内していただきました。

ずんずんと進んでいくと、見事にきれいな竹林です。土もフカフカ。

少しずつ整備を進めここまでにしたそう。

切り倒した竹は、「竹炭」に変え、畑などに活用しているんだとか。

この竹林も竹炭をまくことで、いい土へと変えているそうです。フカフカだったのはそのためなんですね。

まだ整備されていない竹林と比べると、その差は歴然。

ちなみに、星空スペースの裏山はこの通り。

もはや通り道はありません。

ちょうど竹炭をつくっている作業も見れました。

すごい炎と音! 

でも、この過程を経て、いい竹炭ができるんですね。

地球の未来のために、「厄介者」と思われている竹をここまで活用しているなんで、すごいですね! 定期的にイベントも開催されているそうなので、興味がある方はぜひ、参加してみては? 詳しくは、WEBサイトをご覧ください。

認定NPO法人いすみ竹炭研究会(WEBサイト)

※今回子どもたちにもお渡しした「竹炭物語」の冊子がとてもわかりやすくてオススメです! サイトからもダンロードができますよ!

ところで、荒れたまま竹林が放置されてしまうと、竹はどうなってしまうのでしょう。

たとえば、台風などで倒されてしまったら? 橋から川を見てみると、その答えがありました。

たくさんの竹が流れていました。

大雨などが降ると、この竹が邪魔をして氾濫が起こってしまう原因に。自然災害がおこったら大変!竹を上手に活用し、地域を守らなければ!

有効活用する方法をみんなで考えないといけないですね。例えば、どんなことができるかな。身近に活用されている例がありました。

やってきたのは、いすみ鉄道大多喜駅。

竹の灯籠として活用されています。中から明かりを灯すことで、とてもきれいな灯籠になるんですね。

「たくさん穴があいていてきれい!」 商品を考える上で、きれいなことも大事なことですね!

あちこち周り、いろんなアイデアやヒントを見つけられたかな。午後からは星空スペースに戻って自分のアイデアをまとめます。

画用紙にまとめて、いざ、発表です。

ブックカバー、竹のカーテン、ペンケース、エアコン、トランプ、ロケットから、スキーのストックまで、いろいろ出ました。

なかでもグットアイデアだったのが、「竹の万華鏡」。

たくさん竹を使うことができ、今までにない商品。お土産にもピッタリですね。

「困った!」から生まれる新しいアイデア。地域も人もみんなハッピーになれる、そんな商品が形になるといいな。

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