《星空スクール春季クラス》3000年前の暮らしを体験!土器をつくろう。開催

春季クラス4日め。朝から曇り空。ぱっとしないお天気でしたが、今日は何をするのかな。

と、店長が一言。「今日は、3000年前の暮らしを体験します!」。

思わず「え!?」と声が聞こえてきました。

今回は昔の暮らしを学びつつ、土から器をつくるプロジェクト。

なんと、土器を手づくりしちゃうとは!さてさて、どんなクラスになるのでしょう。

まずは、土器についてみんなでお勉強。

当時は、どんな器があったのかな。本を見ながらみんなで研究です。

「い鉄ブックス」で寄贈頂いた本が活かされました。

当時の暮らしや土器にして学んだところで外へ移動。先日店長がせっせと畑からもってきた土をみんなで確認。

(昨日、イノシシ対策の柵をつくった畑からもってきたそう。元々は田んぼだったので、土がいいんだとか)

土を手にとって、こねこね。やってみよう!

「しっかりと練って空気を抜こうね」。最初「練る」ということがなかなかつかめず、丸くしてコロコロする子どもたち。

「パン屋さんって、どうやってパンをつくっているかな? そんなイメージだよ」といいうと、ひらめいたのか、少しずつ上手になってきました。

硬すぎてもダメ。水を入れすぎてもダメ。ちょうどいいところがなかなか難しい。

「いいね!ちょうどいい柔らかさ」。そんな店長のOKがでると、器の形にしていきます。上手にできるかな。

器の後は、好きなものをつくってみるよう!ということで、それぞれ思い思いに好きな形をつくっていきました。

できたところで次は「火入れ」。

火に入れるといっても、直接いれると燃えてしまうので土の中に埋めて熱します。

準備ができたら着火!

火がちゃんと着くようにみんなで燃える木を探します。

「みんな、燃える木をもってきてね!」の掛け声で、それぞれ枝をもってきます。「一番いいのは、簡単にポキっと折れる枝だよ」。

「これは?」「これは?」みんな次々と枝を拾ってはもってきます。最初は、生木をもってきていた子どもたちもだんだんとわかってきたようで、ちょうどいい燃え具合に。

あいにく、正午すぎからパラパラと雨が降ってきてしまったので、十分熱することができなかったけれど、出してみるとこのとおり。

最後は、好きな色を塗ってできあがりです。

器としては十分ではないけれど、少しだけでも3000年前の暮らしが体験できたかな。今は簡単に何でも買える時代になったけれど、昔は、器一つつくるのにも手間と時間がかかったんですね。便利になったものです。

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